普段Macを利用しているのですが、この記事のように製作したLocoUSB Rev.1はMacやVistaでは利用できません。(これについての説明はこの記事を参照)
そこで、Rev.2をつくるまでの間はWindows XPのパソコンにLoconetを接続し、MacとXPをJMRIの機能であるLoconet Serverでネットワーク接続して利用することにします。
サーバー側の設定
サーバーとは、Loconetに接続されているパソコンのことです。サーバー側で設定することはPanelProの起動時に自動的にLoconet Serverを開始する設定を追加することです。
クライアント側の設定
クライアントとはLoconetにはつながっておらず、上記のサーバーにネットワークで接続し、仮想的にLoconetにつなげる側のパソコンのことです。今回の場合MacですがOSに関係なく同じ設定です。
環境設定を開き、Layout connectionからLocoNet Serverを選択します。
Server hostnameには上のサーバーのパソコンのIPアドレスを入力します。
最後にSaveをクリックし、JMRIを再起動するだけです。
利用法
利用するときは先にサーバー側のPanelProを起動させておきます。その後クライアント側のPanelProを起動させるとサーバーへの接続を試み、接続できたら成功です。
クライアントからも直接Loconetに繋がっているように利用することができます。
もちろんプログラムもできます。