注意:現在この記事の内容は非推奨です。位置調整しているときにデコーダを焼いてしまいました。集電板とモーター出力部分が接触したためだと思われます。接触式による搭載をやめた改良方法を検討中です。
バンダイの車両を短くデフォルメしたBトレインショーティーというシリーズがあるのですが、それをNゲージで走らせるための動力ユニットにデコーダを搭載しようとおもいます。
加工後の写真がこちらです、少し中の配線が見えています。デコーダがユニットの内部に収まるように努力しました。
インターネットでは、内部に収めている加工を見つけることができなかったので適当に試行錯誤しながらやってみました。
まず分解していきます。
白いカバーを外し、モーターを取り外した状態が図1です。
そして、真ん中のプリント基板および、集電板とモーターへの金属板も取り外したものが、図2です。
このプリント基板の代わりにDCCデコーダEM13を載せるイメージで進めます。
次に、デコーダを加工していきます。今回はできるだけコンパクトにする必要があるため足は全てカットしました。
そして幅もできるだけ小さくなるようにヤスリで少しずつ削っていきます。
このときどんなにがんばっても動力ユニットのプリント基板より幅を小さくすることはできないため、デコーダのプリントパターンの配線を削り落としてしまわないぎりぎりまで丁寧に削ります。
このときレール側のプリントパターンは削ってもかまいません。
モーターへの配線は写真を参考にハンダ付けしてください。黒と紫のケーブルです。
次に加工したデコーダを載せますが、その前に集電板を元に戻します。このときクッション付きの分厚めの両面テープを真ん中に貼り、集電板を浮き上がらせます。
そうすることによってデコーダのレール側電極と接触させます。
また、駆動輪側近くのプリント基板を固定するための出っ張りも削ります。
少しきついですがデコーダを写真のようにはめます。
最後にモーターへ配線をハンダ付けし、元に戻していきます。
ただそのまま戻すと駆動軸がデコーダのICに接触するため少しクッションを挟みモーターを持ち上げることと、モーターの周りをビニールで囲み絶縁しました。
最後に、白いカバーを戻せば完成です。ただ、白いカバーの真ん中の爪をしっかりはめるように押し付けると軸と接触し回らないため両端だけで固定しています。
見た目を考えてこのままにするか、しっかり止めるために天井をくりぬくのもよいかもしれません。
ただすごく狭いので集電もしっかりできるように搭載するのは大変です。なんどか集電板の位置を微調整し、白いカバーの出っ張りを削ってみたり、細かな加工が必要です。
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